特に温泉に入りに行くものではなく「湯気的なるもの」を求める旅です。
第一回は…
長野 小布施町(おぶせまち)です ♨️
2019/6/21
これまで長野県には「松本市」に一度行ったことがあるのみでしたが、今回、ある目的があり「小布施」へ行くことになりました。
北信州のローカル線、長野電鉄。
JR長野から歩いてすぐの駅から「湯田中」行きのA特急に乗ります。
地下への階段を降り、この広い待合を見た時の嬉しさ…
何とも情緒がありますねー!
20年以上前に訪れた旧石垣空港の待合を思い出しました。
改札のほぼ真ん前でお野菜、味噌、米にパン、七味など売っていまして、なんと駅員さんに直接料金を払います。
30分に1本の特急がちょうど入ってくる時間だったため、このときは何も買えず、やや急ぎ足でホームに向かいました。
停まっていたのは「ゆけむり」号。
これまた… とてもレトロな外観のロマンスカーでした。
前と後ろに眺望の良さそうな展望席がありましたが、残念ながらもう埋まっていてそちらには座れず。
そして、ゆけむり号の外観を撮らなかったことも悔やまれます…
次は絶対に早めに来て、待合、そしてホームでの時間を過ごしたいです。
それから展望席には「後ろ」の方に乗りたいものです。(後ろ向き)
ゆけむり号前部分。運転席は2階なのです!運転手さんがはしごを引っ張り出して入ってらっしゃいました。 |
邪魔してはいけないと思いあまり写真を撮れませんでした。
ふわー 千曲川は大きいなあ。
橋を渡って電車は走ります。
ちなみに改札を入る時に買いそびれていた特急券「100円」
車掌さんが車内販売で回って来るので買ってくださいと言われていたのですが、その女性車掌さんの登場が本当に静かで…そのゆかしさに打たれました…
大阪とは違うなあー
車窓からはやはり果樹園が多く目に飛び込んできます。
遠くに青い稜線が見え、涼やか〜。
6月の曇り空のわりには空気が乾燥していて心地よい。
そして小布施に近づくにつれて増えてきました、このフッサフサの木。
なんだっけ この木?
何の果実?
ボーっと眺めているとやがて着きました。
「小布施」です。
「栗と北斎の町」というアナウンスが流れました。
栗…
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懐かしい昔ながらのホームに降り立ち、感動のためロマンスカーの写真をまたも撮り損ねる。 |
うーむ。
あたり一面に広がる、この匂い…
子供の時によく遊んだ原っぱの匂い。
確かにこれは…あの匂い。
原っぱ横の土地に3本植わっていた「栗」の木の匂いです!!
先ほどのフサフサは栗の木だったのでした。
(私は小布施が栗で有名な場所ということも知らなかったのです…)
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駅前で栗のソフトクリームを食べ、これまた小さいロータリーを抜けて歩き出しました。
道中、何やら可愛らしいパッケージのお菓子を売っているお店を発見。
んっ
これは…
オブセ牛乳焼きドーナツ。
百貨店で見たことがあります。
にくい(いや、にくめない)パッケージ…!
ここで作られていたんですね…!
「オブセ」と「小布施」が繋がった瞬間でした。
そしてフラフラと歩いて到着しました。
「スワロー亭」に。
ついに来ました…
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何だか長くなってきた… |
つづく。